阿里山森林鐵路(嘉義→奮起湖)(台湾旅行記2019-2020 CHAPTER-09 阿里山編)
いよいよ、阿里山に向けて出発します
阿里山の行き方に関しては正直情報が少ないです
まして、身体障害者に関する情報となるとほとんど無いです
平日は1日1往復の運航となっています
土日は3往復
祝日は2往復(日本の祝日ではなく、台湾の祝日です)
詳細は上記埋め込みリンクを参照願います
なお、阿里山森林鐵路の予約方法については
下記リンクを参照願います
予約日と予約時間に関してはちょっと補足します
予約日は基本的には2週間前から予約できます
ただし、予約したい日が土日の場合は、その日から見て最終金曜日から
2週間前に予約できます
2020年2月15日(土)の場合は
2020年2月14日(金)の2週間前である2020年1月31日(金)から予約ができます
なお、台湾の祝日が絡んだ場合までは調べていませんのであしからず(汗)
また、予約可能時間は台湾時間の6:00スタートなので
日本時間の7:00からが予約可能な時間となります
※注 何時まで予約可能なのかは確認していません
なお、シーズンによってはすぐに売り切れます
一般客だけでなく旅行会社やHOTELなどがおさえているものと思われます
なお、クレジットカードで決済ができたら
そこで終了ではありませんので注意してください
最後に、台湾に来てからの発券までがチケット手配関するミッションです
① 嘉義車站で発券してもらう(8:00~18:00)
なお、発券のリミットは出発時間の30分前までです
② セブンイレブンにあるIBONを使って発券する(日本語非対応)
①か②の対応が必要です
ひとつ前の記事にも書きましたが
私の場合は、①が時間NGだったので②でやりました
乗り方インフォメーションはその辺にしておきます
列車が到着する10分くらい前に撮影
やけにレールの幅が狭いです
ちょっと調べてみましたが
新幹線や高鐵のレール幅は1435mm
JRや台鐵のレール幅は1067mm
阿里山森林鐵路のレール幅は762mm
でした
8:50くらいに電車はやってきました
わたしが友人を車椅子で押している姿をみたからでしょうか
駅員さんが電車に乗る為のスロープを用意してくれます
ただし、指定席の車両とは違います
とりあえず、言われるがままに乗り込みます
そして、言われた通りの座席に座ります
車椅子や荷物を置くスペースがある座席でした
そして、その時に本来の指定席がどこか聞かれました
そして切符(奮起湖まで)を確認して
座席をチェンジしました
めっちゃ、やり方がアナログです
でも、こういうはこれはこれでありです
言葉が分からなくても確実に分かる方法が確立できていると思います
出発時刻である9:00になったので出発です
室内も狭いです
一般的なJRの特急やグリーン車であれば
通路を挟んで左右に2列シートがありますが
阿里山森林鐵路の場合は左2列右1列となります
次の駅は北門站で距離にして約1.8㎞です
電車のスピードですが概ね15~20㎞/hくらいだと思います
たまに直線部で30㎞/hくらい出ているような気がしますが
全体的なイメージとしては箱根登山鉄道よりもかなりゆっくりめな感じです
最初の途中駅である北門站です
ここから、乗り込んでくる乗客もいます
阿里山森林鐵路は基本的には全席指定です
ただし、「無座」で入場することができます
約2時間半たちっぱなしを覚悟するか
堪能するかのどちらかに大別されると思います
トイレの写真です
昔の写真だと和式/洋式兼用タイプだったようですが
現状は和式です
なお、トイレットペーパーはついていませんので注意してください
もっとも、本当に注意すべきは日本の列車と違って揺れっぱなしであることです
北門站を過ぎたあとの線路がかなり歪んでます
特に山間部に入るまでは、あくまで体感ですが
「震度3~4(長周期地震動)」な感じです
後半の山間部は若干控えめで「震度1~3(長周期地震動)」な感じです
台風や地震などで土砂崩れがあったことによる補修が入ったためと思われます
飛行機の揺れに比べたら恐怖感はありませんが、
最初の数分は「ナニコレー」でしたし
しばらくして、ずっと続くことに気付くと「マジかー」に変わりました(笑)
この日の朝食は本当は「白飯」も食べたかったですが
この2時間半という長丁場を「No Toilet」で乗り切る為に我慢しました
そういえば、この車両にも「無座」で乗り込んできたお客さんが3人いました
どこの国の方なのかは書きませんが、乗り込んできた瞬間に想像はつきました
ふたりは50歳前後と思われますが
ひとりは60~70代と思われる人でした
私の乗っていた車両は満席です
ではあるのですが、目の前には
使用禁止となっている「車掌席」があります
普通は使用禁止であれば入ることは無いのですが~
「予想通り」の展開でした
実際に座っていた時間は20~30分くらいだと思います
車掌さんが見回りに来て注意されて「退席」です
そういえば、電車の継ぎ目部分ですが「OPEN」です
一般の人は「DO NOT ENTER」です
竹崎車站です
ちょっとづつですが標高は上がっています
ただ、そんなこととよりも揺れっぱなしによる
腰とお尻のダメージがちょっと心配になってきました
平地区間は亜熱帯と熱帯の境界線らしい景色でしたが
だんだん山間部らしい景色になってきました
かなりの急カーブなので先頭車両を見ることができます
後半はトンネル箇所が多いです
ある意味でディズニーランドのウエスタンリバー鉄道の台湾版といった感じです
それに2時間半堪能できて約1450円なら正直高くないと思います
乗る前は、2時間半の長丁場なので睡魔との戦いを想像していましたが
基本揺れっぱなしなのでとても寝ることはできませんし
そうでなくてもそこまで退屈することはありませんでした
あと、レンタルWIFIの電波状況ですが
山間部はトンネルや電波が届きにくそうなところは電波が切れましたが
そこまで不便な感じはしませんでした
ただ、お尻と腰はかなり疲れました
そんなこんなで奮起湖に到着です
なお、終点ではありませんので乗りすごしにはご注意ください
ちなみに、終点の十字路は何もありませんし
なにより、プラットフォームがありませんので車椅子での昇降は無理です